■ 山口公民館(旧山口村役場)
鉄筋コンクリート造 2階建 建築年 大正14年 設計 不明 施工 不明。
場所 朝来市朝来町山口
関東大震災(大正12年9月)を意識して造られたのか?北但大震災は大正14年5月に発生しているので震災以前に工事をやっていたと思われる。
地主である山口九郎氏が県議会議員をやっているときに建てられた。
但馬に現存する鉄筋コンクリートの建物では最も古い建物である。
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明治22年 市町村合併に伴い山口村が誕生
大正14年 鉄筋コンクリート造の当時としては近隣にない豪壮な現在の建物が建造され
村の誇りとされた。
昭和29年 町村合併に伴い旧山口村と旧中川村が合併し朝来町となった。
昭和32年 旧山口村役場庁舎を山口村公民館として払い下げをうける。
昭和33年 全面改装し公民館として使用できるようにした。
昭和46年 本館屋上から雨漏れ、屋上に木造瓦屋根を設ける。
昭和54年 調理室を全面改装
昭和55年 老人室を別棟から本館に移し、倉庫を改修。
昭和56年 消防車庫を本館に新築併設。
昭和62年 老人室を小会議室に改修。
平成10年 トイレ、調理室の改修
平成15年 本館、内外部を大規模改修。
山口公民館の変遷より抜粋
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■ 外観

玄関ポーチ

ポーチ上部

ポーチから見上げ

壁のモルタル仕上

ポーチ足元の装飾

ポーチ内部の窓(元々は出入り口だった。後から壁をつけている)

■ 内部
天井の照明周りの装飾

柱型上部の装飾

柱型下部のデザイン

一階 廊下

階段

二階大広間

屋上に上がる階段
■ 改修前の写真(平成15年)



