豊岡市役所南庁舎別館 豊岡市大開通り
公共施設 (元銀行 建設当初 兵庫県農工銀行豊岡支店が宵田通りから移転、その後、山陰合同銀行 )
平成17年3月 豊岡市役所南庁舎別館として改造
昭和9年建 設計 渡邊 節 施工 合資会社 清水組
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■「豊岡支店在来の建物は震災後の道路拡張のため、沿道正面より奥行十二尺を削除せられ、著しく面積を狭めた為事務の益々繁劇を加えるに随ひ(したがい)執務に不便を生じたので、昭和9年3月、大開通りと京極筋の十字街南側角に358坪の敷地を劃し(かくし)、新店舗建設の工を起し同年11月20日竣工を告げた。建物は近世復興式鐵筋混凝土構造で壮美外容を具へ、向側の郵便局と相對(そうつい)して中央街路の偉観となっている。」「豊岡復興誌」(西村天来著、但馬新報社刊、昭和11年)より
■ルネッサンススタイルの銀行建築。
派手さはないものの、角形の付け柱を正面に連ねるなど堅実な構成を見せる。
同時期の
神戸証券取引所(昭和9年)と同じ系統の作風。(N氏評)
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外観


南庁舎屋上より

西出入り口

窓の形状

正面(北側)玄関

鋳物の角形の柱

イオニア式を模した柱上部

軒の飾り

内観
銀行時代には隠されていた3連のアーチ


応接室の間仕切り

改造前にあった電灯(改造後には無くなっていた)

アーチと間仕切りの間の廊下

応接室の文字

階段 1

二階の鋳物の手摺(以前は吹き抜けだった)

二階の天井

階段 2の鋳物の手摺のギボシ

二階にある縦軸回転窓

二階の廊下

階段 3の親柱

一階の通用口への廊下

地下のボイラー室

床に貼ってあった耐火煉瓦 かすかにDYKの刻印が見える

外部の堅牢な面格子

亀甲網入りの型ガラス。亀甲網入りガラスはS9年ごろからS30年ごろまで造られていたらしい(日本板硝子説)が今は造られていない。この亀甲網入りガラスが使われている建物は他にもあり、公立豊岡病院(S30)のトップライトに使われている。

亀甲網入りの透明ガラス

改造前にあった掃除用流し(改造後撤去されていた)